天然痘はワクチンによって根絶された唯一の病、この認識はかなり根深いことかと思います
これまで、100年前の反ワクチンの声を投稿させていただきましたが、とは言え、名前の知られていない方々が多く、正直何者なんだという情報が気になるところかと思います
残念ながら、そうした方々の素性に関する情報は調べても出てこないことが多いです
※こうした点に色々と闇を感じる所ですが
しかし、一般的な歴史にも名を残す人物の中に、実は反ワクチン主義者が紛れていたとしたらどうでしょう?
本記事は、とある歴史上の偉人の中で、徹底したワクチン反対を表明した人物の声を翻訳いたします その人物とは
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はい、こちら、インド独立の父こと、マハトマ・ガンジー氏です
弁護士、宗教家等のイメージが強いかと思いますが、ホメオパシー系の医師としての顔も持っています
つまり、天然痘患者を生で目撃し、実際に治療にまで携わった、バリバリの現場の声です
一般的な認知度も高いですが、"反ワクチン主義であった"という事実は意外性の強い話かと思います
そんなガンジー氏、非暴力運動真っ最中の1920年代に健康の指南書を著しておられます
それが、「A Guide to Health」という本になります
その中に、天然痘やその他の伝染病に関する記述があります
本記事では、その中から天然痘の章(6章 The Contagion Diseases Smallpox)の部分だけ翻訳いたします
伝染病は皆、根源は同じなのですが、天然痘は群を抜いて重要であるため、章を分けることにします
私たちは皆、天然痘を極端に恐れる一方、曖昧な認識をしています
インドに生きる我々は神格化して信仰さえしています
実は、天然痘は他の病気と同様に、腸の障害のために血液が不純になることによって引き起こされます
身体システムに蓄積した毒素は、天然痘の形となって排出されます
この見解が正しければ、天然痘を恐れる必要は全くありません
それが本当に伝染病ならば、患者に触れるだけで罹患しなければならないはずですが、そんなことはありません
したがって、必須の予防措置を講じていれば、接触自体に害はありません
もちろん、天然痘の接触伝染が皆無と断言することはできません
伝染しやすい状態にある人は罹患するからです
その為、天然痘が出現した地域では、多くの人が同時に感染しているのが発見されています
これが伝染病という迷信を引き起こし、それが基でワクチンがそれを予防する効果的手段であると人々に吹聴する企みが蔓延りました
ワクチン接種は、天然痘患者の身体から出た分泌物を牛の乳房へ当てて得られる液体を皮膚注射することから成ります
当初、1度のワクチン接種で、生涯この病気への免疫を獲得できるとされていました
しかし、ワクチン接種をしても感染することが判明したとき、一定期間の後に再接種するべきだという新理論が提唱されました
今となっては、天然痘が流行するときはいつでも、過去の接種履歴の有無に依らず、接種が義務となっている為、5回か6回、或はそれ以上の接種を受けた人々に遭遇することも珍しくありません
ワクチン接種は野蛮な行為であり、世の迷信の中で最も致命的なものの1つです
いわゆる「野蛮人」とされる種族にさえ、そのような習慣は報告されていません
推進派は、接種に異論のない派閥の意見に納得はしていないものの、一方で全ての人々に刑法と厳罰で以て強制する方法を探しています
ワクチン接種の習慣はさほど古くはなく、西暦1798年から始まっています
しかし、この比較的短い世代が過ぎる間に、何百万人もの人々が、予防接種を受ければ天然痘感染からは解放されるという妄想の餌食になっています
天然痘が未接種者のみを襲うとは誰にも言えません
多くの場合、接種していない者の方が、感染の恐怖とは無縁であることが観察されます
接種していない人物が罹患したからといって、接種さえしていれば免疫が着くとも言えません
さらに、人体に導入される血清には牛の血清だけでなく、実際の天然痘患者の血清も含まれるため、ワクチン接種は非常に汚い行為です
普通の人間は、このようなものを見ただけで嘔吐することさえありました
手が触れてしまった場合は、必ず石鹸で洗います
そんなものを我々に飲めというのは、憤怒と嫌悪感を抱かせるものです
しかし、予防接種を受けた人のなかで、実際にこの汚物を取り込んでいることに自覚のある人はほとんどいません
多くの人は、薬や流動食を血液に直接注入すると、経口摂取よりも早く体内に吸収されることを知っています
実際、注射と経口摂取との唯一の違いは、前者の場合は即座に吸収されるが、後者は緩やかであることです
そして、予防接種に対する躊躇がありません
よく言われているように、臆病者は生きながらに死んでいます
我々のワクチンへの信任は、天然痘による死、または外見を損なうことへの恐怖によるものです
私はまた、ワクチンは信仰と道徳に背いていると感じざるを得ません
死んだ動物の血を飲むことは、狩猟民族からさえも畏怖と共に見られます
それでも、ワクチン、いえ、罪のない生きている動物の毒された血を取り込むのですか?
神を恐れる者からすれば、そのような冒涜の罪を被るくらいなら、1000回天然痘被害に遭って凄惨な死を遂げる方がまだ良い
イングランドの賢明な方々の中には、ワクチンの様々な悪行を苦労して調べ上げた方がいます
そして、反ワクチン協会もそこで結成されました
この協会のメンバーは、ワクチンへの抗戦を公言し、多くの人がこの為に投獄されました
ワクチンに対する反論は簡単に以下の通りです:
1. 牛や子牛の乳房からワクチンを調製することは、何千もの罪のない生き物に莫大な苦しみをもたらすことを意味します
これは、ワクチンで得られる利益によって贖えるものでは恐らくありません
2. 予防接種は、効能と引き換えに、多くの別の病を発生させることで目に余る害を齎します
推進する者でさえ、接種後に生じる病の存在を否定することはできません
3. 天然痘患者の血液から調製されたワクチンには、患者に巣食う様々な病原菌を含み、それらを感染させる可能性があります
4. 天然痘が接種者を攻撃しないという保証はありません
ワクチンの発明者であるジェンナー博士は、当初は片腕一回の注射で完全な免疫を獲得できると考えていました
しかし、それが誤りと判明するや、両腕への接種が必要と主張されました
これでも効果がないと分かると、両腕に複数、かつ7年に1度再接種するべきだと主張するようになりました
最終的に、この期間は更に3年にまで短縮されました!
これら全ては、明らかに医師自身が問題について明確な見解を持っていないことを示しています
真実は、既に述べたように、
・天然痘が接種した者を攻撃しないということも
・免疫を持つ全ての例から、
ワクチンが必要とも いえないということです
5. ワクチンは汚物であり、汚物が汚物で除去されることを期待するのは愚かです
上記と類似の議論によって、この協会は既にワクチンに対する膨大な知見を発表しています
例として、ある町では、その大多数がワクチンを拒否していますが、統計によると、彼らが病とは無縁であることが証明されています
この問題の根幹は、この非人道的行為の廃止を阻害するものは、医師側の利権のみだということです
こうした情報から導かれる多額の損失を恐れる余り、ワクチンが齎す無数の不道徳に対して盲目になるのです
しかし、これらの悪行を受け入れ、ワクチン反対を決断した医師は数人います
ワクチンへ反対する良識ある方々は、法に隷従する人々からの罰則や迫害に歯向かう勇気を持ち、必要とあれば全世界に対して、自分たちの信念を守るために立ち上がるべきです
健康上の理由でただ反対する人は、問題を正しく理解し、そうした見解を正確に伝えられるようになり、聞き手を納得させられるようになるべきです
しかし、問題への明確な見識がなく、信念の為に立ち上がる勇気もない人は、疑いもなく国家の法に隷従し、世間の意見や慣習を尊重して行動を決めなさい
予防接種に異議を唱える者は、前章の健康法をより厳密に遵守する必要があります
これらの戒律に厳格に従うことで、身体環境には病原菌に対抗する生命力が確保され、天然痘や他の病気に対する最善の防御となります
有毒ワクチンの体内への注入に反対する一方、肉欲という、より致命的な毒に身を委ねた場合、自らの声を世間に受け入れてもらう権利を失うことは間違いありません
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